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甘粛に豪雨 再び土石流―生命線の道路が寸断

2010年08月13日

【新唐人2010年8月14日付ニュース】先日大規模な土石流が起こった中国・甘粛省は、豪雨に見舞われたため、再び土石流が発生し、2つの町が埋まりました。しかも、被災地に救援物資を運ぶ道路が寸断されたそうです。

 地元当局によると、大雨に見舞われた被災地では、2つの町が土砂で埋もれてしまったそうです。
 
地元当局
「土石流が襲撃した2つの町は曲瓦郷、南峪郷です。住宅も倒壊、死傷者の数は分かりません」
 
被災地と外部を結んでいた生命線ともいえる道路が、大量の土石流によって寸断されました。
 
被災者
「まだ雨は降っています。洪水が起こり、道路は寸断、物資が届きません」
 
被災地の道路はぬかるみ、救援作業は難航しています。
 
報道によると、避難所の多くのテントは雨漏りしているほか、テント内に折りたたみベッドがない場合もあるそうです。また、死体が処理されていないため、町には死臭が漂っているといいます。
 
被災者
「臭さのあまり、ご飯も取れません」
 
被災者
「飲み水がないので、農民は何十キロも遠くから、水を運んで来てくれました。保存食も」
 
地盤が緩んだ山の上の大量の土砂は崩れ落ちる恐れがあるので、専門家は地元の町を丸ごと他の土地に移すことを提案しました。
 
新唐人記者がお送りしました。

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